昨晩、ご飯の友にと大久保の韓国食材店で「キムチ」を購入いたしました。
明日の食事を夢見ながら、購入した「キムチ」を愛車の後部座席に座らせ、帰路につきました。
帰り道が思いの外渋滞で難儀しましたが、事故もなく無事に辿り着きました。
駐車場に車を収めると、急激に睡魔が私を襲ってきました。
私の頭の中はその時点で暖かい布団に占拠されていました。
取るモノも取りあえず車をロックし、私は家路を急ぎました。
駐車場から数分かかって家に着き、布団につつまれたその時、頭の中にモヤモヤした不安が現れました。
「しまった! 車の中にキムチ忘れた!」
大変な事態になってしまいました。
このままでは、愛車の車内にソウルの香りが充満してしまいます。
引き返して「キムチ」を救出するべきか? それとも諦めるべきか?
この悩みは激しい睡魔が解決してくれました。
私は、深い眠りに入っていたのです。
そして気が付くと、心地よい朝になっていました。
身支度を整えると、恐る恐る駐車場に向かってみました。
そこには大蒜の香りを充満させた愛車が存在するはずでした。
ところが駐車場に着いた私を待っていたのは、そんな匂い立つ愛車ではなかったのです。
誰かが、私の知らない親切な誰かのお陰で愛車は救われていたのです。
その車内からは、不快臭は微塵も感じられませんでした。
むしろ普段以上の清々しい空気が車内に漂っていたのです。
どこのどなたが気を使ってくれたのかは解りませんが、私の愛車は善意の第三者によって救われたのです。
そんな「あしながおじさん」、または「ムーミンにとってのスナフキン」の様な方に感謝の気持ちで一杯です。
無事だった愛車を見た私の瞳は、その時感謝の涙で濡れていたかもしれません。
一言お礼が言いたい。昨晩私の愛車を悪臭から救ってくれた人に人目逢いたい。
もしも、貴方が私の探す恩人だったら、もしくはその恩人を目撃された方だったら、是非ご一方ください。
恩人に宛てた手紙をしたためました。読んでいただけることを信じています。
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